【売買材料】
債券
- 米国市場
堅調な米経済指標やパウエルFRB議長のタカ派姿勢を受けて、債券は売られる展開となり、米10年国債金利は前日比+0.10%の2.98%で取引を終えた。政策金利の影響を受けやすい2年国債金利は前日比+0.13%の2.70%で取引を終えた。 - 本日の日本市場
米国金利が上昇したことから10年国債金利は上昇するとみられるが、0.25%に近づく場面では日銀指値オペが意識され、金利の上昇幅は限られたものになるとみられる。
株式
- 米国市場
堅調な米経済指標を受けてダウ30種平均株価は消費関連株や景気敏感株を中心に上昇したほか、米国金利の上昇を受けて金融株が上昇したことから、+431ドルの32,654ドルで取引を終えた。 - 本日の日本市場
米国株式の流れを引き継ぎ、日経平均株価は幅広い銘柄で上昇するとみられるが、27,000円近辺では戻り売りが見込まれることや経済の先行き不透明感が根強いことから、上昇幅は限られたものになるとみられる。
為替
- NY市場
堅調な米経済指標や米国金利の上昇を受けて、ドルは一時129.78円となるなど上昇した。 - 本日の東京市場
堅調な米経済指標や米国金利の先高観から、ドルは堅調な推移が見込まれるが、130円近辺では利益確定売りなども見込まれ、ドルの上値は重いと見られる。
【今日・今夜の予定】
日1-3月GDP速報値、米4月住宅着工件数