【売買材料】
債券
- 米国市場
米国株価の上昇からリスクオンムードが強まったことや、ECBの利上げ観測を受けて、米10年国債金利は前日比+0.07の2.85%で取引を終えた。 - 本日の日本市場
ECB利上げ観測やリスクオンムードの強まりから、10年国債金利は上昇するとみられるが、0.25%近辺では日銀指値オペが意識されやすく、金利の上昇幅は限られたものになるとみられる。
株式
- 米国市場
金融株が上昇したことや、足許で下落していた生活必需品株に買いが入ったことに加え、主力ハイテク株に押し目買いが入ったことから、ダウ30種平均株価は一時707ドル上昇するなど堅調に推移した。 - 本日の日本市場
米国株価が上昇したことや米対中関税の減税観測が出ていることから、日経平均株価は上昇するとみられるが、昨日262円上昇したことや27,000円を回復したことから戻り売りも出やすく、上値が重い展開になるとみられる。
為替
- NY市場
リスクオンムードが強まったことから円売られたものの、ECBの利上げ観測からユーロに対してドル売られたことが円にも波及したことから、ドル円は方向感なく127円台後半での動きとなった。 - 本日の東京市場
米国金利が上昇したことやECB利上げ観測があることから、円は売られやすい展開になるとみられるが、売買材料に乏しいなかで一方向に動きづらく128円を意識した値動きになるとみられる。
【今日・今夜の予定】
日米豪印首脳会談、米4月新築住宅販売件数、米2年国債入札